2014年12月28日日曜日
野菜用ビニールハウスの中身をちょっとご紹介します。
芽が出たばかりのホウレンソウ。
こちらは水菜。まだヘロヘロです。
そしてこちらは春立ち菜花。
どれもまだまだ収穫には至りませんが、寒さに負けず頑張ってるようです。
寒い寒い言ってないで私も負けずに頑張らなきゃです。
秋にlifetime特栽米のことばかりに気を取られてたせいで、冬野菜の作付計画が立てられないまま冬に突入してしまいました。
野菜セットみたいなのもやりたかったんですが、完全に品薄状態なので断念です。
来春からは、スーパー等ではあまり見かけないイタリアン野菜やハーブなどに無農薬・減農薬で挑戦してみようかと考えていますが果たしてどうなるものか。反省を生かして春からの計画はしっかり立てておきます。
今年もあと数日でおしまいですね。農作業仕事のやり残しがないようもうひと踏ん張りです。
2014年12月19日金曜日
いよいよ本格的な冬に突入しましたね。農作業中は5枚も重ね着してるんですが、それでも北上川の方から来る風は肌に刺さるように冷たいです。
例にもれず、lifetime農園にも雪が積もりました。これくらいなら何ともないですが、クリスマス頃の寒波が来るともっと積もります。
ビニールハウスの中には生業として作っている小ねぎが植えてあります。周年栽培で一年中出荷しているのですが、こう寒いと小ねぎもクタクタになってしまうので冬期間の管理はなかなか難しいです。
なので寒さに耐えられるようにビニールハウスも冬仕様にします。
ビニールハウスの中には生業として作っている小ねぎが植えてあります。周年栽培で一年中出荷しているのですが、こう寒いと小ねぎもクタクタになってしまうので冬期間の管理はなかなか難しいです。
なので寒さに耐えられるようにビニールハウスも冬仕様にします。
こんな感じでびっしり小ねぎが育ってますがすでに若干クタッとしてます。
このビニールハウスの中にもう一個ビニールハウスを作るイメージで作業していきます。
竹の骨組みを一組ずつ組んでいき、その上にビニールを被せてあげます。
完成する頃にはすっかり暗くなってしまいました。これだけでハウス内の温度は全然違います。
あとは写真は別のハウスですが、場所によってストーブを焚いて夜中に小ねぎが凍らないようにします。凍るとその葉っぱが折れてしまったり弱くなってしまうので凍らないように気を付けなきゃないです。
ストーブの火は夜に点けに行くのですが、これがまた寒いです。しかも真っ暗なのでビビり症の私はちょっとした物音にいちいちビクビクしながらハウスを見回りしてます。
こういうときに限って怖い話とか思い出すんですよね。笑
小ねぎの冬支度作業まだまだ残ってるので、さらに寒くなる前に終えられるよう急ピッチで頑張ります。
2014年12月4日木曜日
今回は田んぼとお米の話を。
lifetimeの農園では、特別栽培ササニシキ専用の田んぼと特別栽培ひとめぼれ専用の田んぼをそれぞれ一枚ずつ設けています。
なので、ササニシキもひとめぼれもそれぞれ一枚の田んぼでしか作っていないので、一枚からしか収穫していません。正真正銘混じりっ気なしです。
実はこれってなかなか珍しいことだと思います。
一般的には、同じ品種を複数の田んぼに植えて、収穫も同時に行うので、色んな田んぼのお米が必然的に混ざることになります。それを一枚づつに分けて作るには、面積だったり圃場条件だったり色んな障害が出てくるんです。
でも、複数の田んぼのお米を混ぜるのは食味のバランスを崩す原因にもなるんです。
必ずしもそうだとは言いませんが、少なからずあると思います。
幸いにもlifetime農園はそういった色んな条件が揃っているのでそれぞれの専用田んぼで一枚ずつ作ることができます。
それと、農業には”適地適作”という言葉があります。
読んで字のごとく、その土地に合ったものを作れば最高なものが出来るよって意味ですが、これ本当にそうなんです。
例えば全国的に有名なコシヒカリ、その中でも人気なのは魚沼産コシヒカリですよね。魚沼地域の田んぼにはコシヒカリの性格がバッチリ適してるから美味しいコシヒカリが作れるんですが、全部が全部適しているわけではないんです。(決してディスってるわけじゃないですよ笑)
地域だけでなく、田んぼ一枚一枚にも性格があるのです。
lifetimeササニシキを作ってる田んぼは土や水などの条件の揃ったとても良い田んぼですが、この田んぼでコシヒカリを作っても魚沼産コシヒカリのような良いコシヒカリはできないです。
でも、石巻市桃生町の中のこの一枚の田んぼからできるササニシキは魚沼産コシヒカリにも負けないとても美味しいササニシキになります。
もちろん、ひとめぼれも同様です。
畦を挟んですぐ隣の田んぼでも全然違う性格の田んぼなんですよ。お米作りの面白いところでもあり難しいところです。
そういうわけで、lifetimeのササニシキとひとめぼれは正真正銘の適地適作で作っています。
以上、今回は田んぼとお米の話でした。
2014年12月2日火曜日
lifetimeのお米は「特別栽培米」といって、普通とは違うお米です。
特別栽培というのは(知ってる方はスルーで笑)、一般的な慣行栽培のお米に比べて農薬と化学肥料の使用量と使用回数が50%以下で栽培されたものをいいます。
簡単に言うとスーパーとかで普通に売ってるお米より農薬と化学肥料が半分以上少ないお米のことです。一応これは農水省によって定められていて、この条件をクリアしないと特別栽培米を名乗ることが出来ないルールになってます。
lifetimeの26年産新米はササニシキもひとめぼれもこの特別栽培米です。
簡単に言うとスーパーとかで普通に売ってるお米より農薬と化学肥料が半分以上少ないお米のことです。一応これは農水省によって定められていて、この条件をクリアしないと特別栽培米を名乗ることが出来ないルールになってます。
lifetimeの26年産新米はササニシキもひとめぼれもこの特別栽培米です。
20代前半の頃も環境保全米という特別栽培米と似たようなお米を作ってたんですが、手間と労力とコストと利益が釣り合わなかったので近年は作ってませんでした。
ですが、いざ自分にも子どもが産まれて自分の作ったお米や野菜を食べさせたりし始めるとだんだん考え方が変わってきました。
というのは農薬とか化学物質云々ではなくて(農薬も化学肥料もルールを守って正しく使えば必ずしも危険なものではないので)、普通に市場に出荷するお米と自分の子どもに食べさせるお米が同じってのもせっかく作ってるのにもったいないと思い始めて、せっかくだから子どものための特別なお米を作ってそれを食べてすくすく育ってほしいなーというのが特別栽培米作りの最初の動機でした。
そしたらよくよく考えてみると20代も後半に入ってるので同世代の友達や知り合いも子どもが出来て親になってたりするんですよね。ならば自分の子どもだけじゃなくて友達とその子どものためにもお米を作れたら最高だなってことになって今に至りました。
そういう感じでDirect online storeという形をとって、まずはお米の直接販売から始めることにしました。やっぱりお米が食の基本であり農の基本だとも思うので。
lifetime n&fは儲けなんか二の次三の次、”人”対”人”の小さな直売所です。
次回もお米の話の続きを書きます。
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