2015年4月18日土曜日

4/4に一回目の種播き作業を行いました。
この日は、「ひとめぼれ」「ササニシキ」「まなむすめ」「みやこがね」などを播きつつ
27年産LIFETIMEササニシキとLIFETIME194号(仮称)の種を播きました。194号はまだ市場には全然出回っていない新品種で、まだ名前もちゃんと決まっていないお米なのです。しかもこのお米の親はなんとササニシキとひとめぼれという超サラブレッドさ。期待せざるをえません。

ちなみに27年にLIFETIMEブランドでリリースする予定のお米には農薬・化学肥料は一切使いません。
有機JAS法っていうのがあって、この有機JAS認証を取得しないと有機栽培米とかの名前に出来ないことになっているのですが、今回はこの認証を取得しないので(お金かかるので…笑)有機栽培米は名乗りません。でも名乗らないだけで実際は農薬・化学肥料は使いません。
認証は取りませんが細かい栽培の様子はここに書いていきながら、最終的な栽培履歴も公表します。

お米に限らず第三者機関による認証は買う側にとっても売る側にとっても1つの指標になっていいことだと思いますが、今年に関してはウチはウチなりのやり方でやっていきたいと思います。








そんなこんなで種播き作業のようすです。
土を入れた苗箱に種を播いて、水をかけて、その上に土をかけるという作業を機械で行います。そしてそれをビニールハウスに並べて、田植えまで管理します。
「苗半作」って言葉が昔からあって、米作りの半分は苗作りで決まるという意味なんですが、確かにその通りなので苗の管理はホント失敗できません。


上の写真は一般出荷米用の苗で、LIFETIME米の苗はこのハウスとは別のハウスでプール育苗という違う方法で管理しています。
プール育苗というのは簡易的な苗用のプールを作って水の中で苗を管理する方法で、水をかける手間が省けるし、苗の病気になりにくいし、田んぼの環境に近づけられるしで、良いこと三昧です。のはずです。

そんなこんなでLIFETIME米の苗、すくすく育ってます。
実はプール育苗は今年初挑戦です。今のところなかなかいい感じです。
そして今日は二回目の種播きをします。今日と明日で種播きはとりあえず終わりなのでラストスパート頑張ります。

2015年4月3日金曜日


四月ということで新年度に突入して、気温も少しずつ上がってきました。今年も春到来です。
春と一緒に農作業も本格化してきてLIFETIME農園も少しずつ忙しくなってきました。

写真は冷たい水の中で眠る黒米の種籾です。
LIFETIME農園では全ての種籾を温湯消毒という方法で殺菌処理しています。
この温湯消毒という方法は60℃のお湯に10分くらい漬けて消毒する方法で、他県は分かりませんがここ宮城県においては今では一般的な消毒方法です。よく「普通は農薬で消毒するけどうちは温湯消毒だから他のより安心安全」というのを見かけますが、昨今では農薬消毒の方が少ないと思います。有機農産物にありがちですが、周りのを悪く言って自分のを引き立てるやり方はあまり好きじゃないです。

今週末にはいよいよLIFETIME米の種蒔きをします。本格的に米作りのスタートです。今年も美味しいお米を作ります。













一方LIFETIMEベジハウスでは野菜の苗作りも始まってました。



育苗ポッドに種を蒔いて、水をかけてるところです。氷点下になる夜はビニールのトンネルで保温していました。
レッドキャベツ・カリフラワー・ロマネスコ・コールラビ等々、色々作っています。この他にもトレビスやらロロロッサやらフェンネルやら珍しい野菜を作っていきます。かなりマイペースな感じのLIFETIMEベジですが、大量生産ではないのでゆっくり丁寧に育てていきたいと思います。

次回、LIFETIME米の種蒔きの様子などレポートしたいと思います。