この日は、「ひとめぼれ」「ササニシキ」「まなむすめ」「みやこがね」などを播きつつ
27年産LIFETIMEササニシキとLIFETIME194号(仮称)の種を播きました。194号はまだ市場には全然出回っていない新品種で、まだ名前もちゃんと決まっていないお米なのです。しかもこのお米の親はなんとササニシキとひとめぼれという超サラブレッドさ。期待せざるをえません。
ちなみに27年にLIFETIMEブランドでリリースする予定のお米には農薬・化学肥料は一切使いません。
有機JAS法っていうのがあって、この有機JAS認証を取得しないと有機栽培米とかの名前に出来ないことになっているのですが、今回はこの認証を取得しないので(お金かかるので…笑)有機栽培米は名乗りません。でも名乗らないだけで実際は農薬・化学肥料は使いません。
認証は取りませんが細かい栽培の様子はここに書いていきながら、最終的な栽培履歴も公表します。
お米に限らず第三者機関による認証は買う側にとっても売る側にとっても1つの指標になっていいことだと思いますが、今年に関してはウチはウチなりのやり方でやっていきたいと思います。
そんなこんなで種播き作業のようすです。
土を入れた苗箱に種を播いて、水をかけて、その上に土をかけるという作業を機械で行います。そしてそれをビニールハウスに並べて、田植えまで管理します。
「苗半作」って言葉が昔からあって、米作りの半分は苗作りで決まるという意味なんですが、確かにその通りなので苗の管理はホント失敗できません。
上の写真は一般出荷米用の苗で、LIFETIME米の苗はこのハウスとは別のハウスでプール育苗という違う方法で管理しています。
プール育苗というのは簡易的な苗用のプールを作って水の中で苗を管理する方法で、水をかける手間が省けるし、苗の病気になりにくいし、田んぼの環境に近づけられるしで、良いこと三昧です。のはずです。
そんなこんなでLIFETIME米の苗、すくすく育ってます。
実はプール育苗は今年初挑戦です。今のところなかなかいい感じです。
そして今日は二回目の種播きをします。今日と明日で種播きはとりあえず終わりなのでラストスパート頑張ります。