2018年12月19日水曜日

ちょっと友達の紹介をさせてください。
大崎市三本木は上伊場野地区に代々伝わる幻の伝統野菜「上伊場野里芋」。
これを育てているのが友人のFKD FARMふくちゃん。
農繁期には上伊場野里芋を、冬になるとバックカントリースキーに勤しむイカしたファーマーです。
この幻の伝統野菜「上伊場野里芋」は、上伊場野地区でしかうまく育たない上に、連作も出来ないそうで、生産量が僅かで非常に希少価値のある里芋なんですが、実際に食べてみてわかったのは、特筆すべきは希少さではなく間違いなく「味」だということです。
特徴的な粘り気。甘みもわざとらしくない柔らかく自然な甘み。
細胞ひとつひとつの「きめ細かさ」を感じる独特の粘り気に衝撃を受けました。圧巻です。
マジでヤバいですこの上伊場野里芋。
FKD米「ささ結び」も頂いたのですが、これもまたさらっと優しい甘みで美味しい。
里芋も米もいただいてみて、「味」でFKD FARMのクオリティの高さを感じました。
LIFETIMEとしてもかなり刺激を受けました。
時期的に今はもうないのでタイミングがあれでしたが、来シーズンまた紹介できればと思ってます。
ラベルがまたオシャレですねー。


2018年12月3日月曜日

遅ればせながら、先日のFARMERS MARKET LIFETIME ORIGINAL "CLARITY" LAUNCH POP UP STOREにお越しいただきました皆様、本当にありがとうございました。たくさんの方と色んなお話出来たり、通りすがりのおばあちゃんがフラッと寄ってってくれたり、楽しくて1日があっという間でした。この日関わってくれたみんなに感謝です。
そしてSure clothing storeさん、Kai Makani storeさんに大変めちゃくちゃお世話になりました。本当にありがとうございました。
支えてくれる全ての皆様への感謝の気持ちを改めて再確認できました。
この感謝の気持ちをどんどん蓄積して、田んぼに、そしてお米に込めて、お返ししていければと思います。
というわけで、また新たな米作りはすでに始まっております。
味のクオリティは間違いなく過去最高でしたが、一農業家としては味のクオリティをそのままに、収量をキチンともっと追求したいと思っています。
化学肥料を使わない栽培法の基本、稲わらを田植えまでにいかにスムーズに分解して土に還元し、微生物層を豊かに、そして十分な地力をつけれるかが鍵になります。
そのために今年も稲わらに米ぬかを散布してあげました。
米ぬか散布後、稲わらに土をまぶしてあげるイメージでその日のうちにごく浅く粗く耕して、馴染ませてあげます。
農家によっては、堆肥やボカシなど発酵済みのものを散布するのが正しいという意見もありますが、今回はこの田んぼに住んでいる微生物に任せて、その場で土ごと発酵してもらおうという魂胆です。
1つの栽培法に拘らず、良いと思ったものを吸収して、自分なりに消化して、行動に移していきたいと思っていますし、それがLIFETIMEのやり方だと思っています。
12月に入って今週末には寒波がやってくるみたいです。みなさん風邪やらインフルエンザやら溶連菌やらに気をつけてくださいね。