2019年6月5日水曜日



当然ですが稲を育てるというのは十人十色で農家それぞれやり方が違います。
園主も自分なりに勉強して、実践してみて、その中から得た経験や知識、数字、技術、時には勘(基本的にあまり勘には頼らない)で稲と向き合い、育てていきます。
そう考えると稲を育てながら自分も経験を積んでいくことになるので、正確には稲と育ち合っているのかもしれませんね。
先日農家友達と苗の管理について話していたときに「え?なにそれ?」ってなった技術があって、意外と知らない人もいるみたいなので、1つ紹介しようと思います。
「苗踏み」です。
ある程度まで伸びた苗をローラーや角材で思いっきり踏んでやります。踏まれて刺激を受けた苗はそれに負けないように強くならなければならないので、自ら根の量を増やして茎を太くしようとします。
結果、根張りが良く茎が太い強い苗に育つという技術です。
人も同じですよね。色んな困難や壁にぶち当たる度にそれに負けじと頑張って、乗り越えた時には一皮むけて強くなれているもんです。
稲に負けじと自分も色んな困難を乗り越えて強くなっていかなければ思います。
と、何の話だかわかんなくなってきましたが、今シーズンの田植えも無事に終わりまして、最近は田んぼに行った稲のお世話に勤しんでいるところです。
急に暑くなってきたのでみなさん水分補給をかかさずに熱中症予防してくださいね。